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適応

【広島】酷暑対策は「短パン解禁」 
鯉ナインが球団に〝ドレスコード緩和〟
を申し入れ
東スポWEB引用

気候変動が顕著となっている現在、
NPBにおいてもその影響に対応した
適切な施策を講じ、必要な見直しを
行うことが求められています。

たとえば、7月から9月の猛暑期に
デーゲームを開催するのは、率直に
言って「クレイジー」としか言いようが
ありません。気温が35度を超える
炎天下でのプレーは、選手にとって
極めて過酷であるだけでなく、観客に
とっても安全面や快適性に大きな問題が
あります。今年も7月や9月に
デーゲームが組まれていましたが、
なぜこのようなスケジュールが設定
されたのか、大いに疑問が残ります。

また、地方球団と首都圏を本拠地と
する球団の試合日程に関しても改善が
必要です。現在のスケジュールでは、
火曜日から日曜日まで6連戦が基本と
なっていますが、地方球団については
火曜から木曜の3連戦、金曜から日曜の
3連戦をホームまたはビジターに
まとめることで、移動負担を軽減できる
はずです。現行の形式では、木曜日の
試合終了後、金曜日の試合当日に
移動して試合を行うケースもあり、
選手にかかる負担が非常に大きく
なっています。一方で、ジャイアンツ、
ベイスターズ、スワローズといった
首都圏のセ・リーグ球団は、移動負担が
少なく、ビジターゲームであっても
自宅から球場に通える環境にあります。

選手の体力的な負担を軽減することは、
試合で最高のパフォーマンスを発揮する
ための重要な基盤です。NPBには、
試合日程の設定についてさらなる配慮と
工夫を期待したいところです。