「昨年のドラフト1位3人がトミー・
ジョン手術」アマチュア有望投手たちの
ヒジに今起きている“異常事態”…医師は
「小学生に執刀したことも」
Number Web引用
昨年、ドラフト1位で指名された3名が
肘の手術を受けるという事態は、
異常と言えるでしょう。現在では、
プロ・アマチュアを問わず、投手が肘や
肩を痛めて手術を受けることは
珍しいことではなくなりつつあります。
ストレートの球速がますます向上して
いるため、肘や肩にかかる負担も
増大していると考えられます。また、
出力を高めるために、下半身を十分に
活用するのではなく、ステップ幅を
小さくして上半身、特に肘や肩に負担を
かける投法が増えていることも
見受けられます。当然ながら、これは
選手にとって決して好ましい状況では
ありません。
記事では、ドラフト志望届の際に
診断書の提出を義務化することが
提案されていますが、私もこれに
賛成です。ドラフトでの指名を
狙うあまり、怪我を隠してしまう選手も
いるかもしれません。診断書の提出が
義務化されることで、日々の
トレーニングや試合での投球過多に
対する意識が高まり、結果として怪我の
予防にもつながるでしょう。