社長ブログ President Blog

やきとり柴さん

甲子園めざし、外れた道… 
俳優・宇梶剛士が高校生に伝えたいこと
朝日新聞デジタル引用

今の時代では考えられませんが、
宇梶さんのように過酷なしごきや
いじめで潰された才能は数多く
あったでしょう。

宇梶さんは野球から離れ、一時は
悪い方向に進んでしまいましたが、
当時の悪行について自慢げに話すことは
ありません。メディアを通じて過去の
悪行を武勇伝のように自慢げに話す人は
不愉快です。悪行をしていた当時は、
少なくとも他人に迷惑をかけていた
ことは間違いありません。

実は私は、宇梶さんが芸能界に
デビューした当時から彼を
知っていました。学生時代に
通い詰めていた国立旭通の
「やきとり柴さん」が縁です。
無口で頑固な親父さんと、
その奥様の二人で切り盛りする
焼き鳥屋さんでした。その店には
宇梶さんのサイン色紙が大切に
飾ってありました。親父さんは自分から
話すことはありませんでしたが、
お店の常連さんから、「宇梶さんが
悪の道から足を洗う際に、
自分の息子でもない宇梶さんに対して
親父さんが相当な尽力をした」と
聞きました。

宇梶さんは、過去のつらい思い出から
野球とは距離を置いていた時期が
あるそうですが、今ではその
わだかまりも無くなったそうです。