社長ブログ President Blog

現実と理想

広島で生まれ育った私にとって8月6日は
特別な日です。

ウクライナ侵攻、台湾海峡問題共に
核兵器が関係します。

日本の近隣には核保有国の中国、
ロシア、北朝鮮があり、
それらの国々とは価値観を
共有していません。現在の世界の情勢を
考えると一方的に戦禍に巻き込まれる
可能性もあります。

日本の防衛の基本は、日米同盟であり
アメリカの核の傘によって守られている
ことも現実です。

核兵器を使用すれば、人類全体に甚大な
被害をもたらすことは自明です。

核廃絶が理想であり、私自身もそれを
強く願っているのですが、現実の前に
理想は霞んでいます。

ただこのまま手をこまねいている
だけでは、人類に進歩はありません。

小さなことの積み重ねかもしれません
が、日本は唯一の被爆国としての
使命を全うする為に、広島、長崎に
世界の指導者を集め、
定期的に国際会議等を行い、核兵器を
使用することは愚かなことであると、
真実を知らしめることが地味な
活動ですが、実は早道かもしれません。